小さな頃から事あるごとに「将来なりたい職業は?」と大人は聞いてくる。
その度に大人の顔色、特に大人受けの良いものを選んでいたように思う。
いよいよ高校生になって進路、進学に直面した時に漠然と「どこで働く自分がイメージできるか」を考えた。
「デパート」「学校」「美容院」「病院」「空港」「オフィス」「薬局」「ホテル」
仕事は「場」です。人間関係を含めて長い目で見て自分がそこで働くイメージが湧くかは作業療法士になった後も転職の時に自分のフィーリングを大切にしている。
高校生時代、「学校」か「病院」で働く自分をイメージしており、2024年までに両方での勤務を経験した。現在も両方携わっています、ありがたい。
日本では作業療法士になる若者は高校からのストレートで進学するコースと、一旦別の学校、就職を経験した後に活躍する場を変えるため資格取得と転職をされるコースによって構成されています。
養成校はかなり増えていますから選択肢が増えて進学する方にとっては良い面と、学費の高騰、長期間の臨地実習、就職後の低い給与額といった厳しい面を持っている。これから目指す若者は様々な情報を得た上で真偽をご自分で判断し、学校選び、職場選びをしていただきたい。
作業療法士という仕事の幅広さ、奥深さ、面白さ、他の医療従事者との関係性や距離感などはまた今後